こんにちは~
先週退勤後、ひょんなことから曲が聴きたくなってダメ元でApple Musicを漁ったら、BEASTの曲がApple Musicで聴けるようになっていた件。(早々のデカ文字)
え、いつから?たしか2年前はどれだけ調べても出てこなかった。その頃はCUBEエンタ(彼らがBEASTとして所属していた事務所)のコンピレーションアルバム?はあったんですが。それ以外はないのだと全力で諦めてしまっていた・・・
Apple Music先生、ここ数年で新たにストリーミング配信が開始された(+私の聴きたかった)アーティストが続々いて見つけたときテンション上がる&毎回びっくりする。BEASTに限らずLovelyzとか。CUBEとウリム全般そうなのかな?
あとFin.k.lも2年前は確実に無かった。今は「Now」の音源をApple Musicで聴ける時代なんです。やばい。めちゃくちゃありがたい。
なので、今日は、BEASTはいいぞという話をします。(文脈とは)
HIGHLIGHT(ハイライト)は、韓国の男性アイドルグループである。メンバーは、BEASTとして活動していたユン・ドゥジュン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ソン・ドンウンの4名からなる。前身として2009年10月16日よりBEASTとして9年間活動。ユン・ドゥジュン、ヨン・ジュンヒョン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ソン・ドンウン、チャン・ヒョンスンの6人でデビューしたが、2016年4月にチャン・ヒョンスンが脱退。
その後CUBEエンターテインメントとの契約が満了になり、2016年12月16日資本金3500万ウォンで新たに個人事務所Around USエンターテインメントを設立。新たにグループ名をHIGHLIGHTとして活動をすることが発表された。 (引用元=wikipedia)
超ざっくりした歴史としてはこんな感じの彼らです。今日も今日とて頼れるwiki大先生。
メンバー変遷は当初6名→現在4名。ヒョンスンの脱退で記憶が止まっていたけれど、つい1年ほど前にジュニョンも脱退していたとは・・・・というにわかKPOPペンが語るBEASTですが多めに見て~
Highlightとしてはやっぱり5人のイメージが強かった。
ちなみに、BEASTとしての活動時代の6人のメンバー・彼らの曲にたくさんお世話になり、それらについて記すものなので、今回の記事は彼ら=BEAST呼びとさせていただければ。
さて、BEASTとの出会いは2010年まで遡ります。
私の場合、彼らを知ったのはBreath(息)の活動時でした。当時、東方神起や少女時代らSMエンタのヲタクとしてMカウントダウンを懐かしのBS11で視聴していた幼き私は「なんでSM所属のアイドルはMカに出ないんだ!どういう確執だ!」とめちゃくちゃキレていた記憶があります。が、だからこそMカをどこの事務所のアイドルであろうと贔屓目に見ることなく楽しめていたのだろうと思うと草超えて森。
最初は「このBEASTってグループ、最近人気って聞いたなあ、活発に活動してるんだなあ。へえ、たしかにクオリティ高いかも・・・でもちょっとミステリアス。」とかなんとかそんなイメージで見ていました。(偶然にもMysteryという曲が当時既にBEASTの持ち歌にあった奇跡)
並行して、BreatheからSHOCKを知る。Bad Girlを知る。メッチャいい!となりヘビロテ。直感で「このグループの曲はたぶん私のツボ」と悟る私。
当時BEASTは売れに売れまくる新人から全盛期の若手へ駆け上がるような時期で、とにかく出すアルバムがすぐさま1位を掻っ攫っていたのはなんとなく記憶に残っています。
でも、曲は本当にクオリティが高くて、いちいち私の好みで、今振り返ってみてもタイトル曲がどれもいい!曲にハズレがないというのは、個人の尺度はもちろん、人それぞれ好みがありますが、私の中ではまさにBEASTがそんなグループでした。そしてそういったグループは私にとっては珍しい。
こうして、BEASTの楽曲に絶大な信頼を置く私という図が完成しました。(何の話?)
けしてBEAST担になる勢いでハマったりはしなかったけれど、カムバすればすぐに曲を聴き、ステージを見届け、「今回の曲も好き!!!!!」とひとしきり拍手を送り、プレイリストへGO!!!!でしたね本当に。
そうやってBEASTの曲に慣れ親しんで青春時代を送ってきた女なので、ま~彼らの曲のポイントである(と私は思っている)切なかったり未練がましかったりする、良い意味で重苦しいサウンドと悲恋を描く歌詞がそれはもう~~~~~~~~大好物なわけですよ。堪らん。
浸れる切なめサウンドエモソングが大好きな私。
そんなん、マッチングでしかないやん???????
(うるさ)(このくだり最強にいらん)
かと思えば、バチクソイケイケ勝ち組陽キャ卍みたいな激しめサウンドが効いていて圧のあるバカかっこいいリード曲をパリピビジュアルでカチこんできたり(具体的にはBeautiful Night)、MVが学園ドラマ仕様となっていてジュニョンがただのリアコでしかない上に好きな女の子を想う純粋な気持ちを爽やかにキャッチーなメロディに織り込んできたり(具体的にはBeautiful)、いろんなカラーの曲を全て格好良くこなす。ビートに乗せ、BEASTらしいどこか感じるクールさとカリスマ性をいつだって発揮している。
つまりは幅広い。それでいてどのステージもちゃんとBEAST。※当たり前
つまりはBEASTの歌う曲はどれだってバカかっこいいから見てほしい件。
と、いうわけで
私が特に好きなタイトル曲を以下に載せていくので捨て曲のなさを体感していただきたいです。
マジで全部感傷に訴えかけてくる。美しく強いのに切なくてどこか繊細なサウンドと、幸福とは反対にいる男性の心情が描かれることが多い彼らのタイトル曲は、ハートを揺るがし、曲に身体を委ねてしまう強い強い引力を持っています。それがBEASTのタイトル曲の特徴だと思う・・!(ここまで書いておいてすみませんが、カップリング曲にはあまり詳しくありません。なのでタイトル曲と限定させていただいてますすみません!)
※時系列を楽しむためにも活動順
bad girl(2009年4月)
BEAST - Bad Girl, 비스트 - 배드 걸, Music Core 20091128
(すいません、このステージ自体は11月です)
メンバーのスタイリングから当時のトレンドが感じられる(特にジュニョンのサングラス)。このウマチュンのステージレイアウト、当時よくあったような気がします。懐かしいなあ。キャッチーで中毒性があるのにどこかクール。初々しさもあるのにどこか既に感じるカリスマ性。
shock(2010年3月)
BEAST - Shock, 비스트 - 쇼크, Music Core 20100313
はい勝ち!!!!勝ち!!!!!!!!!もう間違いない。ビートの聴いた導入が最高。嫌いな人いるのか?という気持ち。最高のタイトル曲だなと今でも思ってます。好き!!!!!!!
breathe (2010年9月)
BEAST - Breath, 비스트 - 숨, Music Core 20101016
当時初っ端の演出がうまいな・・と偉そうに見ていた記憶がありますが、このとき既に大人気だったんですよねえ。デビューして1年とわずかで、すごかった。ヨソプの歌唱力に圧倒されます。この曲でいよいよグループとしての個性も世界観も貫禄も出始めたような、力強くて惹きつけられる曲です。
fiction(2011年5月)
110519 비스트(Beast) - 픽션(Fiction) Comeback Stage @ MCountdown
これぞBEASTワールド~~!!!!と個人的には思う。もう世界が完成しとる。バックで流れ続ける物悲しいサウンドがしっかり基調となって、ヨソプの歌声と畳みかけるようなラップによってさらに切なくさせられる。
雨が降る夜には(2011年5月)
110519 비스트(Beast) - 비가 오는 날엔(The Day That Rain Comes) Comback Stage @ M Countdown
めちゃくちゃのめちゃくちゃに好きな曲。神曲。天才的に神曲。最初から最後まで浸れるでしかない。音楽的なことは全然わかりませんが、特にAメロの物静かだけど確実に入り込める音の取り方には米俵を積む・・・
悲恋ソングにある「切実な思いを歌い上げる」ような曲調がたまらなく好きなんですが、これは全体的にそれが強い気がして、心臓をぎゅっと掴まれます。
midnight(2012年7月)
[日本語字幕 & 歌詞 & カナルビ] BEAST(비스트) - Midnight(별 헤는 밤)
正常に表示できるライブ映像がなかなか見当たらなかったのでルビをつけてくださっている動画を引用させていただきました。ありがとうございます。
この曲もめちゃくちゃ好きで今でも聴いてます。相変わらず物哀しい男性を歌う歌詞とともにサビの盛り上がりが締め付けられる・・・切ねえよ・・・好き・・・(ドM)BEASTお兄さんたちはクールさに磨きがかかってさらにこの世界観を深く表現していると思うんですよね。
shadow(2013年7月)
[HOT] BEAST - Shadow, 비스트 - 그림자 Music core 20130803
こちらも夏カムバのBEAST兄さんです。言うことなしでBEASTの世界。ビジュアルも完成されている・・・このアルバム活動から本格的に楽曲製作がジュニョンを主として行われるようになったとどこかで記事を読んだ記憶があるのですが(違っていたらごめんなさい)ブレないBEASTのコンセプトにはもはや信頼しかない一方で、どうしてこんなにもドストライクな悲恋ソングばかり作れるのかとそろそろBEAST楽曲製作チームのポテンシャルに脅威を感じ始める私
good luck(2014年6月)
[Comeback Stage] BEAST - Good Luck 비스트 - Good Luck, Show Music core 20140621
キ、キターーーーー!!!!!!!good luckとかもう最高にかっこいいタイトルすぎませんか?カムバしたとき「間違いねえ!!!!」と心の中でガッツポーズした記憶があるようなないような(深夜の錯乱)
ちょっと強めサウンドだし、歌詞もこれまでの別れに打ちひしがれていた男性の心情を歌うものから一転して「お前も幸せになれよ(ニュアンス)」みたいな男らしさ増し増しになったBEAST兄さん、成熟が溢れ出ていていよいよ頭を抱える。
YeY(2015年7月)
BEAST(비스트) - YeY Comeback Stage M COUNTDOWN 150730 EP.435
こちらも夏の爽やかポップサウンドBEAST兄さん。盛り上がりまくりのサビが爽快感MAXで聴いていて気持ちいい!ストレス吹っ飛んでいきます。夏フェスとかでガンガン歌って嫌なこと忘れたい。一時めっちゃ聴いてめっちゃ気分上げてた。
ribbon(2016年7月)
[BEAST - Ribbon] Comeback Stage | M COUNTDOWN 160707 EP.482
ヒョンスンが抜けた後のタイトル曲。アクセントだったあのハイボイスはもう聴けないけれど、BEASTの切なワールドは健在でいてくれてまだ救われる。切なくいて、描かれる心情が少しずつ大人びていく・・・でもメロディーが圧倒的に切ねえ~~~!!!好き~~~!!!!(深夜ハイ)
あたりまえ体操だけどメンバーのビジュアルが幻想かと思うほど美しくて目をこすった。決して眠くはないよ!マジで!マジで!
can be better(2017年10月)
[Highlight - Can Be Better] Comeback Stage | M COUNTDOWN 171019 EP.545
ハイ!これで最後!最後にふさわしい前向きで盛り上がる一曲。そしてHighlightとしての楽曲です。タイトルのとおり「なんとかなるさ」というメッセージを歌った曲なので、キャッチーで重苦しさはないですが、そのぶんシンプルにカッコいいです。よくよく考えてみればこの時点でデビューから8年以上経っているんですね。
コンスタントにこれほど長い間完成度の高い楽曲を出し続け、また彼らのコンセプトに惚れ込んだ私のドストライクを飽きさせず見事に攻めてきたのはBEAST兄さんしかいません。圧巻だ・・・最高としか言えない。
楽曲のコンセプトと彼らの個性が相乗効果でとんでもない化学反応を引き起こした結果がBEASTのステージだと思っていて、きっとこれは何にも取って代わることはないから、だからこそ
さあ、貴方もBEASTを聞いて感傷に浸ろう!!!!
夏の湿った夜にはBEASTがいいぞ!!!!!!
~完~